2020.04.12

普天間基地からPFOS流出 日本共産党県議・候補7名が現場に

 コロナ感染拡大で県民が苦しんでいるときに、普天間基地から発がん性のある「永遠の化学物質」と言われるPFOSを含む泡消火剤が大量に流出。市民を不安におとしいれています。
 沖縄県によると、米軍から沖縄防衛局に泡消火剤流出の通報があったのは、10日、午後4時40分ごろ。普天間基地に隣接する認定こども園にも泡が飛散してきたのを保育士がきづき、園児が泡に触れてはいけないと外に出ないように呼びかけました。
大量に流れた泡は、園のそばの側溝から1キロ先の河川まで流れ、11日も周辺地域に泡が飛散するという状況です。宜野湾消防署が県営団地近くの宇地泊川に残留した消火剤の泡を回収。米軍、防衛局が責任を持って回収すべきものですが防衛局は来ませんでした。

 「永遠の化学物質」と言われ発がん性のあるPFOS。昨年6月、外務省は「米軍は普天間の消火剤をPFOSを含まないものに転換中」と説明していましたが、同年12月にも普天間基地から流出したPFOSが周辺河川から高濃度で検出された。アメリカいいなりの日本政府、防衛局の責任も問われます。

 現場を調査した日本共産党の県議・候補の7名が「住宅地のど真ん中に基地が存在する危険性が改めて浮き彫りになった」と、米軍普天間基地の即時閉鎖・撤去に全力で取り組むと決意。